今月のまとめ APR2020 - オキラクキロク

気づいたら５月も後半ですが...僭越ながら４月のまとめをば...。

よかった本たち
- ・「差別はいけない」とみんないうけれど。（綿野恵太）
よかった映画
- ・パターソン
- ・クレイジーリッチ！
よかった音楽たち
そのほか

よかった本たち

全っ然やることが無かったのに、全っ然本が読めていなくてびっくり。並行して読んでいる本たちはどれも半分くらいをウロウロしているので来月に期待ですね。来月は読書家風を吹かしていく。ピューピューと。

そもそも実家にいると常に誰かと喋っているので、本を開いても集中できなくて閉じてしまうことが多い。邪魔しないでよ〜と思うと同時に、わたしもまた読書している誰かの邪魔をする。そういう生き物なんですかね人間って...。

・「差別はいけない」とみんないうけれど。（綿野恵太）

「差別はいけない」とみんないうけれど。

作者:綿野恵太
発売日: 2019/07/19
メディア: 単行本（ソフトカバー）

４月に唯一読み終わった本。読み始めたのが３月？（留学中）だったので、前半の内容を正直あまり覚えていませんが...。大学の社会学の授業を受けて興味を持ち、Amazonでポチっと買いました。内容はとっつきやすいところと納得しにくいところが結構バラバラ。序盤のシチズンシップとアイデンティティの論理が終盤までずーっと出てくるのに、久々に読み始めると何のことやら思い出せず何回もページを戻る羽目に。エーン。もう付箋とかにメモってKindleの画面に貼っておこうかな。ざっくり言うと「現代はみんなが差別をタブー視してるから誰もがその糾弾者になれるし、ポリコレがこんなに広まってるよ、でもポリコレって実質全体主義じゃない？」みたいな主張。まーーーーー長い！あと理論と引用がいっぱい出てくるので、軽い読書を...と思って読み始めた本にしては重かったですね...面白かったんじゃけどね...。

よかった映画

・パターソン

パターソン（字幕版）

アダム・ドライバーかっこよ〜。バス運転手のパターソン（生粋のパターソン生まれパターソン育ち）の日常をただただ観るだけ。寡黙で感情の起伏がなくて飄々としてる普通のお兄さん。でもノートに書いてるポエムの内容が割とロマンティックで、それが手書き文字で映像に被せてあるのが素敵やったね...。特に奥さん（ローラ、超自由人）にポエムを贈るよって言うシーンがすーごくよかった。↓

Paterson: Working on a poem for you.
Laura: A love poem?
Paterson: Yeah I guess, if it’s for you it’s a love poem.”

......そうですか...お幸せにね...。

・クレイジーリッチ！

CRAZY RICH ASIANS - Official Trailer

いや、邦題ダサくない？原題の「Crazy Rich Asians」の３語の中で、Asiansって絶対に抜いちゃダメだと思うんだけど...。とか言ってますが、観るのはこれで３回目。おもろい。Awkwafinaかわいい。主演のレイチェルは意地悪な顔（主観）しててなかなか悪役っぽいんだけど、話の展開がオールドスクールなめでたしめでたし！で逆に新鮮だった。ストーリーの大筋はもろシンデレラ。レイチェルが強かすぎてウケるのでみんな観てください。