オキラクキロク

お気楽でご機嫌な大学生の日記です。

今月のまとめ JAN2020

 

(noteで書いてたのを移行!)

 
来年の今ごろ振り返ったらおもろいかな〜〜と思って、これから毎月のまとめをすることにしました。

 月ごとによかった本とか映画の記録もここでつけたろ。

一石で何羽も落としたい。

 

ちゃんと続くように、ほどほどに頑張りましょう!

 

 

ふりかえって

総評:70点!

 

冬休みで自分が学生であることを忘れてしまったので、前半はほぼリハビリ期間でした。2週間も休むとね。

後半からは授業が通常営業になったり、領事館でのインターンが始まったり、毎朝7時には起きて夜12時には寝てました。

 

まあ人間としての生活は満点だ〜。

 

うーん、学校もふりかえりたいけど直近2週間くらいしか思い出せん。

 

あ、初回一度だけ出席した英米文学の授業が、学生人生史上最高にハードだったのを覚えてます。ポエムの解釈ってめちゃめちゃに難しいですね。

 

私たちがどれだけウーンウーン考えても、作者はそんなに含ませてない可能性もあるのに。センター試験の国語に採用された作家がTwitterで「深読みしすぎとるよ」みたいなこと呟いてたの思い出しました。もう絶対とらん。

 

よかった本たち

 

・数学する身体(森田真生)

数学する身体(新潮文庫)

数学する身体(新潮文庫)

  • 作者:森田真生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/10/19
  • メディア: Kindle
 

 

タイトルの割に数式はほぼ出てきません。むしろ岡潔(数学者)の哲学についてのお話って感じ。一般的には切り離される「数学」と「身体」のふたつが実は密接に関わっている、らしい。ぼんやり。

 

 

正直、分かるような分からないような。途中で松尾芭蕉の情緒について解説されたときには何読んでるのか完全に忘れた。

 

でも、面白かった!下の引用は個人的に「なるほど〜〜」と思ったところ。

 

ひとたび「身体化」されると、紙と鉛筆を使って計算していたときとは明らかに「行為」としてみなされたことも、今度は「思考」とみなされるようになる。行為と思考の境界は案外に微妙なのである。

 

数学は手でカリカリ書く「行為」なんだけど、その計算が書かれた紙自体が「思考」の軌跡になってるんだって。

「脳から漏れ出す」って章のタイトルがぴったりすぎる。

 

全然うまく説明できないので、気になったら読んでほしいです。200ページないくらい。

 

・天才はあきらめた(山里亮太

 

天才はあきらめた (朝日文庫)

天才はあきらめた (朝日文庫)

 

 

ご結婚おめでとうございました。

新刷分の帯に悪意をちょっと感じるね。

 

よしもとの養成所から2016年のM-1出場までを時系列で綴ったエッセイ。2時間弱で読んじゃって勿体なかった。あと4000ページは欲しい。

 

ラジオとテラハの副音声の山ちゃんしか知らなかったので、漫才師としての半生が知れて面白かった。

本業がラジオだと思ってた。ごめんなさい。

 

この一冊を通して、エピソードに「いや正気じゃないやん」ポイントが多すぎる。

 


元相方に「もう許してくれ」と言わせる山里亮太、1つのネタの改善策をノート数十冊に書き連ねる山里亮太しずちゃんに宿題として毎日「大女あるある」を書かせる山里亮太

どう考えても異常。


でもこの執着を積み重ねて「張りぼての自信」を築くことで、ここまで上りつめてきたんだなあと思うと感慨深いです。

 

間々に挟まれる直筆のネタ帳も最高。中でも怨念のこもった「忘れるな!!必ず復讐する!!」コーナーがいい。

授業でキングコングの受賞してる姿をただビデオで流して帰った養成所の講師、将来売れた時に「恩師は?」と聞かれたら、お前以外の講師の名前全部言う。

いや、でもやっぱりおかしいよこの人。

 

よかった映画たち

 

映画ねえ。今月2本しか観てなかった。2本て。

 

恋は雨上がりのように

 

恋は雨上がりのように スタンダード・エディション [DVD]

恋は雨上がりのように スタンダード・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2018/11/21
  • メディア: DVD
 

 

Netflixでは観れるみたいです。

水曜どうでしょう観終わって、オススメされたから観ました。素直に従います。

 

小松菜奈が可愛くて、大泉洋は優しそうだった。
水曜どうでしょう直後だったので、あまりに暴言を吐かない大泉洋にビックリしました。

 

一応ラブストーリーなのかな?恋愛要素ほぼないです。


優しい気持ちになれる軽めの映画なので、休みの日のお昼に焼きそばとか食べながら観るとよさげ。

 

 

・パラサイト 半地下の家族


第72回カンヌ国際映画祭で最高賞!『パラサイト 半地下の家族』予告編

 

よく晴れた土曜のお昼に観に行きました。

 

展開は暗くて重くてバッドエンド不可避のにおいがプンプンするんだけど、ところどころにワハハ要素がちゃんとあります。

まあ、このくらいコメディタッチにしてくれんと受け止めきれんよ。

 

ひとつの要素として「におい」がキーになってるような。
序盤の殺虫剤のにおい、半地下のにおい、地下のにおい。そういう忌み嫌われるべき悪臭がラストでまた現れるの、うまいなあと思いました。

前評判だけ聞いて貧困・格差がテーマの社会派映画ってイメージだったけど、社会のもっと基礎の意識的な部分に焦点が当てられていて、自分自身ドキッとする場面もありました。

 

えーと、これどうやって締めようか?

 

かなりドンヨリする映画だけど、もう一回観に行っちゃおうかな。

よかった音楽たち

・月ひとつ(BASI、空音)

2番のラップが大好き。走る時に聴くと、息しやすい気がします。


あと、このジャケットを見て「お、コブクロのサングラスの人に似てる」と思うじゃないですか。今はめちゃくちゃスタイリッシュなワカメちゃんカットみたいです。

 

オシャレわからん。

 

 

・ルキンフォー(スピッツ

 

2020年がなんぼのもんじゃい。2007年にこんな名曲があったんかい。

 

草野マサムネ、作詞作曲センスが抜群すぎんかい。

 

思い出で 散らかった部屋を 出ていくよ 言ってたより すこし早く

 

ハ〜〜〜前向きな歌詞!みんながんばれ!自分もがんばれ!

 

 

・マジックアワー(STUTS、BIM、RYO-Z

 

これ聴きながら7月末の夕方にチャリ漕ぎたい。入道雲越えたい。冬、飽きた。

 

PVもスーパー素敵です。 

 

よかったラジオたち

 

今年に入ってから、本格的にラジオとポッドキャストを追い始めました。

 

起床即YouTubeでフリートーク集を聴き、移動中はイヤホンでポッドキャストを聴き、帰宅から寝るまで溜まったラジオを消費する。

 

大丈夫か。でも楽しい。最高。

 

 ・ハライチのターン!

 

 

1ヵ月で過去放送分を全消費した。

 

固定コーナーがない分、ふたりのフリートークが長め。

1時間という短さだけが欠点なので、6時間くらいやってほしい。それか週6で放送してください。

ハライチのターン、21世紀で一番おもしろい(と思ってる)ラジオなので、また別にいっぱい書きたいです。

 

インターネットのある時代に生まれてよかったなー。

 

とりあえず好きなトークだけ貼ります。狂気を感じるミニマリズム論。

 

 

・中トロラジオ

 大学院生の中西さんとトロニーさんがやってるポッドキャスト

日常感が良すぎて呼吸をするように聴けます。

 

ほ〜〜〜男の人って友達とこういう話するんだ!という新鮮さも、また、いい!

 

よりよい人間になりたいリスナーの相談にのる、「はやく人間になりたい」が名物(?)コーナー。

回答の打率はだいたい6割くらいか...?でも油断していると、たまにめちゃくちゃ合理的な解決策が出てきます。

 

いちばん好きな回は、第30回「ぶらり中トロさんぽ道〜原宿〜」です。

原宿でラジオを録りつつクレープを食べ、チーズハットクを食べ、ただ、自由にしゃべる。仲いいなー。楽しそうです。

 

2月にむけて

これ書くの楽しいけど、2時間半くらい経ってました。


ご飯食べたら、来週提出のレポートをやります。そのためにエジプトミイラ展を見に行ったんだった。

 

2月はもっと本を読みたいです。5冊をめざそーっと。
去年のBRUTUS 危険な読書(Kindle Unlimitedでタダだった)をゲットしたので、面白い本が見つかる予感がしてます。ワクワク。

 

1月、なんだかんだで楽しかった!また来月〜〜〜。ちゃんちゃん。